TIKの最大の目標の一つとして、“第2の家”としての環境づくりというものがあります。ただ単に良質な教育を提供するというのではなく、子どもたちの将来を考えたときに、様々な能力が要求されるであろう難しい時代を生きて行かなければならない子供達にとって、それに太刀打ちできる“人”を育てるということにも重点を置かなければなりません。そのため私達は、子供達の道徳的価値観や人格教育を行う事が何よりも大切であると考えています。 TIKでは、ご家族の方が誇れる子どもを育てるお手伝いをするだけではなく、その子たちが周りの人にも何かを学ぶきっかけや刺激を与えられる、そんな子どもの育成を目標としています。 下記のプログラムは、これらの目標を達成するためのメソッドです。 TIKでは、子どもたちのモラルや道徳観念を伸ばすことに重点を置いています。そのため、”今月のフォーカス(焦点)“というプログラムを取り入れています。毎月、学校全体として強化したい道徳的能力を一つ選びます。このプログラムの目指すところは、”個人“としてよりよい人間になることを目指すだけではなく、より良い集団として、団結力を伸ばすことにも焦点を当てています。”今月のフォーカス“は、TIKの毎日のカリキュラムの中に組み込まれており、月末にはその月に学んだことを発表します。 シューティングスタートラッカーズ 各クラスで、シューティングスターチャート”をもうけ、生徒達がどのくらい良い行いが出来ているか、目で見て分かるようになっています。例えば、“思いやり”“お友達の手助け”“感謝を示す”“丁寧な言葉使い”“お片づけ”などです。これは、子どもたちに良い行いを習慣づけるためのものです。 今週のスター 毎週、朝のサークルタイムの時間に担任の先生がその週にたくさん頑張った子や、お行儀が良かった子を一人選びます。選ばれた生徒は前に呼ばれ、先生はどうしてその子が選ばれたのかを他の生徒に説明します。選ばれた生徒はその努力を讃え、“今週のスター”ボードに写真が貼られます。このプログラムは、子どもたちにクラスの中でも外でもマナーや行儀を身につけさせることを促すためのものです。 今月のピカイチ このプログラムは“今月のフォーカス”とリンクしています。毎月各クラスから一人ずつ、その月のフォーカス課題を最も良くこなした子が“今月のピカイチ”として選ばれます。選ばれた生徒たちは“今月のピカイチ”ボードに写真が貼られ、学校から本がプレゼントされます。 社会参加・地域活動 TIKでは子どもたちの社会性を育てるのに一番良い方法は小さいうちから社会に関わらせることであると考えています。TIKの生徒たちは、発展途上国への募金活動や、災害援助、環境保護活動などの社会活動に参加します。TIKは地域・社会を配慮し、つながりを大切にします。道徳的価値観・人格の構築
今月のフォーカス